こんにちは、きのこ家スタッフの木ノ子です。
みなさんは、黒いきくらげが時間が経って白くなっている状態をご覧になったことはありますか?
今日はよく質問を頂く、きくらげの「白いもの」についてご説明します。
きくらげの「白いもの」・・・その答えは2つあるのです!
きくらげの白いもの、その正体1つ目は『胞子』です。
胞子とはなんでしょうか?
正解は、きのこの子供です。
椎茸もきくらげも傘の裏の部分から「胞子」と呼ばれるきのこの子供にあたるものが作られます。
きくらげの胞子は色が白く、きくらげそのものは黒い為、白く目立ってしまうのです。
水で洗い流すとすぐに取れるので、軽く洗ってからお召し上がりください。
裏面で作られると言われても、きくらげの表と裏…。わかりにくいですよね。
きくらげと椎茸の傘の表と裏を比較すると、このようになります。
また、胞子はどのくらい出るものなか実験してみました!
軸を取って黒い紙の上にのせます。
一晩そのまま置いておくと・・・
結果はこちら!
この通り、真っ白に後が残ります。
スーパーに売られている、他の きのこ でもぜひ試してみてくださいね。
きくらげの白いもの、その正体2つ目は『きくらげそのもの』です。
きくらげそのものが白くなるってどういうこと?と思われると思います。
先程はきくらげの裏面についてのお話でした。今度は表面のお話です。
弊社のきくらげは「あらげきくらげ」と呼ばれる種類です。
表面をよくよく見てみると・・・。
実は表面はこのようにふわふわと産毛状になっているのです!
このふわふわとした部分が時間が経って乾燥すると白くなります。
これがきくらげが白く見える2つめの正体です。
あらげきくらげの乾燥品の片面が白いのもこの為です。
一度乾いて白くなってしまったきくらげも、濡らすと黒く戻ります。
生きくらげ食べようと思った際にこのような状態であれば、少し表面が乾燥しているだけなので、安心してお召し上がりください。
きくらげは、時間が経つと、一部白いものが見られる場合があります。
今回ご紹介したような場合であれば、安心してお召し上がりください。
ただし!
カビが生えている場合や異臭がする場合は絶対に食べないでくださいね!
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