長期間保存することができ、水で戻すだけでコリコリの食感が楽しめる便利な乾燥きくらげ。
でも、水で戻して使えば良いということは知っているけど、どのぐらい戻せばよいのかは曖昧だったりしませんか?
今回は、意外と知らない?!乾燥きくらげの戻し方の基本をまとめました。
乾燥きくらげにはオガクズ等が付いている可能性もあるので、軽く水洗いして使用するのがベター。
時間がかかるので、寝る前に冷蔵庫に入れて一晩水に浸け置きすれば、朝目が覚める頃にちょうどいいぐらいに戻すことができておすすめです。
ちなみにきくらげの戻し汁ですが、きくらげの色素が出て水が茶色くなります。
しいたけと異なり、旨み成分が出ているわけではないので、料理に使うことはあまりないようです。
「急いで料理に使いたい」「戻すのを忘れていた」という時には、スピーディーな「ぬるま湯戻し」がおすすめ。
手順は先ほどの冷水を、「ぬるま湯」に変えるだけ!
乾物全般に言えることですが、忙しいときには、この「水で戻す」という一手間の部分が待てないという方も多いと思います。
この「ぬるま湯戻し」だと最短15分で戻るので、すぐに料理に使いたいという場合にとっても便利なんです。
もちろん冷水でジックリ戻した方が、きくらげ本来の美味しさを堪能してもらえると思うのですが、調理時間を考えながら「冷水戻し」と「ぬるま湯戻し」を使い分けてみてくださいね。
ちなみに、一晩水で戻しておいたきくらげがこちら。
乾燥きくらげは、水で戻すと約7倍の大きさに膨らみます。
戻しすぎて使いきれなかった場合は、食べやすい大きさにカットしてから冷凍庫で保存しておくと、凍ったまますぐに調理に使えて便利ですよ。
15分も待っていられない!という方におすすめなのが、「生きくらげ」。
乾燥と異なり一般的にまだあまり流通していないのですが、水戻し不要で使えるので手間がかからず便利!
乾燥きくらげには無い、ぷるぷるとした独特の食感も人気なんですよ。
生キクラゲと乾燥キクラゲの違いについては、下の記事でくわしく紹介していますのでこちらも参考にしてみてください。
きくらげの戻し方+αを3パターン紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ぜひ自分にあった戻し方を見つけて、楽しいきくらげライフをお過ごしください!
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※この記事は2018年1月11日の公開後、追記・修正をして2018年12月12日に改めて公開しました。