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2015年11月25日

キクラゲってどんなキノコ?名前の由来を調べてみました

こんにちは、どん子です。
本日は趣向を変えて、「キクラゲ」という名前から、一体どのようなキノコなのか改めてご紹介していきたいと思います。

キクラゲを漢字で書くと?

木耳まず初めに、キクラゲはキクラゲ属のキノコの仲間です。子供のころは、あの独特のコリコリしたかたいゼラチン質の食感も相まって、キクラゲは海にいるクラゲ(海月)の仲間だと思い込んでいました…。名前も似てますよね。

漢字では「木耳」と書いて「きくらげ」と読みます。蒜山地方では「耳茸(みみたけ)」と表現することもあったそうで、当時の日本人はキクラゲを見て人の耳を連想したんですね。

きくらげ1

では、海外ではと言いますと…こちらもやはり「耳」

キクラゲの学名は「Auricularia auricula-judae(Bull. : Fr.)Wettst.」と言うのですが、このキクラゲ属の学名「Auricularia」が、ラテン語で「小さい耳、耳たぶ」という意味の「auricula」という言葉に由来しているそうです。

「auricula-judae」はラテン語で、「ユダの耳、ユダヤ人の耳」という意味。英名でも同じ意味で「Judas' ear」「Jew's ear」と表します。

一説によると、キリストを裏切ったユダが首を吊ったニワトコの木から、耳の形をしたキノコが生えてきたので「ユダの耳」と名付けたのだそう。

ユダがニワトコの木で首を吊ったという話も俗説だそうなので、真偽のほどは確かではありませんが、日本のみならず国外でもキクラゲ=耳というイメージが強かったことが分かります。

アラゲキクラゲについて

きくらげ2

では、海外ではと言いますと…こちらもやはり「耳」

当社で育てているキノコは、キクラゲの中でも「アラゲキクラゲ」という種類のキノコです。

和名の「アラゲ」は「粗毛(荒毛)」という言葉から。キクラゲと比べてアラゲキクラゲの方が毛深く、表面が長さ450μm以上の毛におおわれているところに着目したようです。

アラゲキクラゲの学名は「Auricularia polytricha(Mont.) Sacc.」と言いますが、「polytricha」は「多毛」という意味の言葉だそうです。

「Auricularia」が「小さい耳」を表す言葉なので、まとめるとアラゲキクラゲは「毛深い耳」ということでしょうか…。

学名で見るとなにやら難しく感じますが、実は見たままのイメージで素直に名前を付けている感じですね!

それにしても…

和名の「木耳」はまだしも、「ユダの耳」ってなんだか可愛くない名前ですよね。

そこでどん子は考えました。耳は耳でも可愛い耳にしてしまえばキクラゲのイメージアップにつながるのではないかと…。

そして行きついたのがこちら。

猫耳

では、海外ではと言いますと…こちらもやはり「耳」

そう、みんな大好き「猫耳」です。

食感もプニプニしているし、「多毛」だし…。今後はアラゲキクラゲのことは「猫耳茸(ネコミミタケ)」と呼んでみてはいかがでしょうか。なんだか可愛く思えてきました。

ちなみに、キクラゲは岡山県の野山にも生息しているキノコです。広葉樹の枯れ木などで発見されることが多く、キクラゲは県北に、アラゲキクラゲは県南で見られることが多いようです。

山にピクニックへ行った際には、木耳を探してキノコウォッチを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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