「きくらげ」といえば、漠然と「中華料理の食材」というイメージを持つ方が多いと思います。もちろん中華に入れても美味しいのですが、実はきくらげ、和食でも活躍する食材なのです。
きくらげを使った料理は数あれど、今回はシンプルで簡単な「きくらげの天ぷら」について紹介します。
ここで大多数の方は、「きくらげって天ぷらになるの?」と疑問を抱いたはずです。私も入社して間もないころは、先輩から「きくらげは天ぷらこそ至高」という教えを受け、いやいやまさかと思ったこともありました。しかし、今なら言える。「きくらげは天ぷらこそ至高である」…と。
天ぷらにしても、きくらげ自体に味は付いていないので、天つゆをつけながらいただきます。揚げたては、きくらげのコリコリ感と、衣のサクサク感がコラボレーションした独特の食感で、他の天ぷらと一緒に食べると、アクセントになって美味しいんですよ。
そして、なんといってもきくらげ天ぷらの醍醐味は、きくらげを小さく切らずに丸ごと使えること!大きなきくらげを使えば使う程、見た目が豪華な天ぷらに仕上がりますよ!天ぷら界のエース「えび」を押しのけ、いずれはメインになる日が来る…かも?
①キクラゲは水気をふき、フォークで2~3箇所穴をあけ、薄力粉を茶こしで落として薄くまぶす。
乾燥キクラゲの場合で作る場合は、あらかじめ水で戻してから使用してください。
(参考→乾燥きくらげの戻し時間は?時間を逆算して乾物を食卓に取り入れよう!)
②[A]を軽く混ぜ、キクラゲをくぐらせる。
③オリーブオイルを170℃に熱して揚げる。
調理する時のポイントは、揚げすぎないこと。きくらげは生でも食べられる食材なので、じっくり火を通す必要はあまりありません。逆に揚げすぎるとどんどん固くなってしまうので、揚げすぎないように気を付けて下さいね。
また、衣をつける前に、破裂防止できくらげにはフォークで穴を空けておくことも大切です。天ぷらにするきくらげは生でも、乾燥でもどちらでもOK!
簡単にできて意外と美味しい「きくらげ天ぷら」。えび、かぼちゃ、レンコン…数ある天ぷらのラインナップの中に、今夜はきくらげも加えてみてはいかがでしょうか?
●本日紹介したレシピの分量&詳しい作り方は、姉妹サイトガスポで紹介しています
>>きくらげの天ぷら(Gaspoレシピペ ージ)