プリプリとした肉厚の食感と、ジューシーさが魅力の生しいたけ。最もシンプルな食べ方に「焼きしいたけ」がありますが、焼き加減が難しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、ガスコンロや電子レンジ、オーブントースターなどの調理器具別に、しいたけの焼き時間の目安についてご紹介します。
生しいたけは、スーパーマーケット等ではパック詰めにされて販売されていることが多いと思います。
新鮮なしいたけかどうかは、かさの内側のヒダの部分を見て判断してみてください。内側の色味が白いものほど、新鮮な生しいたけの証拠。斑点があったり茶色くなってしまっているものは、収穫されてから日が経ってしまっているので避けましょう。
また、生しいたけの傘が肉厚なもの、軸は太いものを選ぶのがおすすめです。
シイタケは焼く前に「洗う」という方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的には「洗わない」のが正解。しいたけを洗うと風味が抜けてしまったりするので、水洗いせずにそのまま使用します。
しかしながら、生しいたけの中には、かさの内側のヒダの部分にゴミが入っていたり、かさの表面に汚れが付いているものも……。
そんなときは、かさを部分をたたいてゴミを叩き落としたり、かたくしぼったふきんやキッチンペーパー等でごみをふき取るのがおすすめです。
生しいたけの焼き時間を「かさ」と「軸」にわけて、調理器具別に紹介します。
※それぞれの焼き時間は目安で、しいたけの大きさや厚み、ご自宅の調理器具の状況や条件によって前後することがあります。
調理器具 | 条件 | 焼き時間 | |
---|---|---|---|
ガスコンロ | グリル網 | 両面焼き 約4~5分 |
片面焼き 片面約3分ずつ |
アルミホイル グリルプレート |
両面焼き 約7分 |
片面焼き 片面約3分ずつ |
|
電子レンジ | 700W | 約2分 | |
オーブントースター | - | 約5分 | |
ホットプレート | - | 片面約2~3分 |
調理器具 | 条件 | 焼き時間 | |
---|---|---|---|
ガスコンロ | アルミホイルで包む | 両面焼き 約4~5分 |
片面焼き 約6分 |
電子レンジ | 700W | 約2分 | |
オーブントースター | アルミホイルで包む | 約5分 | |
ホットプレート | アルミホイルで包む | 約5分 |
両面焼きグリルや電子レンジ、オーブントースターで焼く場合は、しいたけの内側(ヒダがついている方)を上にします。
途中でシイタケをひっくり返す必要がある片面焼きグリルやホットプレートの場合は、先にかさの丸い部分を上にして焼いてから、内側を上にして焼きましょう。
これは、内側から出てくる水分(旨み)をかさの内側で受け止めて、おいしくいただくためです。
焼きしいたけのおすすめの作り方もあわせて紹介します。
【作り方】
①かさの内側にチューブバター(なければ固形バター)をぬる。マヨネーズでも代用できます。
②バターをぬった面を上にして両面焼きグリルに並べ、塩・コショウをふる。
③上下強火で4分焼いて完成。
しいたけの軸は包丁でスライスすると、食感が残っておいしく仕上がります。さっぱりポン酢でいただきます。
【作り方】
①しいたけの軸を三等分にスライスして、アルミホイルで包む。
②両面焼きグリルの上下強火で4分焼いて完成。ポン酢でいただきます。
食感がおいしい生しいたけですが、生鮮食品なのでできるだけ早めに食べきるのがおすすめです。
そこで、一度に食べきれなかった生しいたけは、料理に使いやすいサイズにカットし、冷凍保存してみてください。冷凍したままそのまま調理に使うことができ、長期保存することも可能ですよ。
くわしい保存方法はこちらのページにまとめているので、参考にしてみてくださいね。
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