こんにちは、きのこ家スタッフのどん子です。
今日紹介するのは、健康的な食事のために心がけたい食品選びのキーワード「オサカナスキヤネ」。
これは血液をサラサラにする効果が見込める食材の頭文字をとってもので、食材を覚えやすいようにと医師の栗原毅先生によって提唱されたのだそうです。
実はオサカナスキヤネの「キ」は「きのこ」の「キ」。きのこも血液サラサラ食材の1つなんです!
今回はオサカナスキヤネそれぞれの食材と、食事の際に注意しておきたいポイントをまとめました。
オサカナスキヤネ食材は、下記の8種類。どの食材も特別なものはなく、スーパーマーケットで手軽に入手できるものばかりなのが特徴です。
毎日すべての食材を取り入れるのが理想ですが、難しい場合は3日単位で取り入れるのがオススメだそうです。
「オ」は「お茶」や「オリーブオイル」。
お茶に含まれるカテキンには「抗酸化作用」があり、血管の老化を防いで、血液をサラサラにしてくれる効果が期待できます。
また、オリーブオイルに含まれる「不飽和脂肪酸」には、悪玉コレステロールを減少させてドロドロ血液を撃退!動脈硬化や高血圧の予防効果が見込めます。
「サ」は「魚」。
特にサバやイワシ、アジ、サンマなどのいわゆる背が青い魚「青魚」がおすすめで、青魚に含まれているDHAやEPAが血小板凝集を抑制。動脈硬化や高血圧の予防効果が期待できます。また、脂肪の燃焼を促進して、肥満を防ぐ効果も。
「カ」は「海藻」。
コンブやワカメに含まれる水溶性食物繊維のアルギン酸が血糖値の上昇を抑制。脂肪の吸収を抑える効果も見込めます。
「ナ」は「納豆」。
納豆に含まれる特有の成分「ナットウキナーゼ」には、血栓を溶かして血液をサラサラにする効果があると言われています。
「ス」は「酢」。
酢酸、クエン酸が血液中の赤血球の膜を柔軟にして、血管への負担を軽減。ブドウ糖の燃焼を促進して、肥満を防ぐ効果も期待できます。
「キ」は「きのこ」。
きのこに含まれる食物繊維が血糖値上昇を抑制。βグルカンにはコレステロールを低下させ、免疫機能を活性化させて病気の予防効果が見込めます。シイタケやキクラゲ、マイタケなど、種類も豊富なので、作りたい料理にあわせてお好みのきのこを組み合わせてみては。
「ヤ」は「野菜」。
健康維持に役立つ各種ビタミンやミネラルが含まれており、ビタミンCには活性酸素を消去する効果が。食物繊維も豊富で、便秘の予防に。栄養価が高い季節の旬野菜を取り入れるのがおすすめです。
「ネ」は玉ねぎや長ネギ、ニンニクなどの「ねぎ類」。
におい成分のアリシンが血小板凝集を抑えて、血液をサラサラにする効果が見込めます。
中性脂肪を増やさないためには「血糖値の上昇をゆるやかにする」のがポイント。そこで、食べるときに注意したい3つの注意点もあわせて紹介します。
あまり噛まずにササッと食べる「早食い」や、大量に食べ過ぎる「ドカ食い」は肥満の原因に。
1回の食事をゆっくり食べることを意識して、目安としては1食15分ほどかけるのがおすすめなんだそう。
糖質(ご飯や芋・かぼちゃ等)を食べる前に、食物繊維や不飽和脂肪酸をを含む食材である野菜やきのこ類、海藻、オリーブオイル等を先に食べるのがおすすめ。
血糖値の上昇がゆるやかになり、さらにきのこや野菜から食べることで満腹感も得られ、食べる分量も抑えられます。
暑いときにはついつい冷たい飲み物が飲みたくなりますが、食事のときには「温かいドリンク」がおすすめ。
冷たいドリンクを飲むと血流が悪くなり、血液の温度が低下しドロドロ血液に。代謝も悪くなってしまい、痩せにくい体に。
オサカナスキヤネ食材を、簡単に表にまとめました。
オ | お茶・オリーブオイル |
---|---|
サ | 青魚(サバ、イワシ、アジなど) |
カ | 海藻(ワカメ、昆布など) |
ナ | 納豆 |
ス | 酢 |
キ | きのこ(シイタケ、キクラゲ、マイタケなど) |
ヤ | 野菜 |
ネ | 玉ねぎ・長ねぎ・にんにく |
どん子自身も日頃の食生活をふりかえってみると、外食や市販のお弁当ばかりだと野菜があまりとれていなかったり、お肉中心で魚があまり食べられていなかったりと、意識的に食事にプラスする必要性を感じました。
特にきのこは味噌汁に海藻とあわせてキノコを加えたり、酢ときのこをあわせて常備菜にできるマリネに仕立てたり……他食材ともあわせやすい食品です。
何を食べようか迷ったときには、ぜひ「いつもの料理+きのこ」から取り入れてみてはいかがでしょうか。
きのこ家では、岡山県玉野市で無農薬の国産きくらげ&しいたけを製造・販売しています。
栽培したきのこは岡山県内のスーパー各店をはじめ、インターネットからも購入していただけ、商品のご注文は電話からも承ります。
↓きのこ家公式オンラインショップはこちらから
↓実際に購入されたお客様からのレビューはこちらから